ポストコロナ社会の具体化に向けた補助事業に採択されました。

食物栄養科学部食物栄養学科公衆栄養学研究室・臨床医学研究室／栄養科学研究所等の研究グループによる「ポストコロナ社会を見据えた兵庫県下の地域高齢者の介護予防対策の提案」が、兵庫県のポストコロナ社会の具体化に向けた補助事業に採択されました。

本事業は、ポストコロナ社会に向けた新たな社会づくりの取組を企業、大学、団体をはじめ兵庫県民の英知を結集して展開し、ポストコロナ社会に向けた取組を支援するために創設された制度となります。

今回の採択事業では、西宮市内に住む65歳以上の方5000名を対象にコロナウイルスによる外出制限期間中の日常生活に関する調査を実施します。コロナウイルスの外出制限による日常生活への影響は極めて大きく、身体活動量の低下、食欲及び食事量の減少、社会活動の低下が推測されます。外出制限などの影響によるこれまでとは異なる栄養・食生活や社会活動を含む様々な日常生活の変化を捉えて、ポストコロナ社会における地域高齢者の介護予防を目的とした日常生活支援の充実を図る対策を提案したいと考えております。