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食産業論実習II:企業の先生方によるご講演(2022年度)

2022年度の食品産業論実習II(2年次科目)では、食品企業の見学実習に加えて、様々な企業の先生方のご講演が用意されています。ご講演では、食品業界で働く先生方の生の声を聴くことができ、学生たちが未来を考えるために必要な学びがたくさんあります。毎回、活発な質疑もあり、学生たちの興味の深さや有意義な学びにつながっている様子が伺えます。本年度の内容は簡単ではありますが、以下に随時更新していきます。

ご講演の一つ目は、サントリーグローバルセンター研究部長の河島先生をお招きして、サントリーの企業内容、製品開発に関するお話、特に、特定保健用食品「特茶」や機能性表示食品「オメガエイド」の研究・開発・販売の一連を事例紹介して頂きました。

ご講演の二つ目は、(株)大近の河本先生と森工場長をお招きして、近畿圏を中心に業務展開しているスーパーマーケットである「パントリー」と「ラッキー」について、企業内容、製品開発、営業展開に関するお話を紹介していただきました。特に、添加物を可能な限り使用せず、厳選素材、品質にこだわる商品開発は、近年マスコミにも紹介されています。

ご講演の三つ目は、シダックス(株)の高樋先生と、本学卒業生の増田先生をお招きして、「給食業界で働く栄養士の業務と役割」について、紹介していただきました。病院、福祉施設、企業給食施設などの仕入れ、メニュ-開発、調理、提供などの具体例を提示していただきました。食創造科学科に所属する学生は、所定の単位を取得して卒業することで、栄養士の資格を取得できます。

ご講演の四つ目は、Meiji Seikaファルマ(株)の創薬研究推進部副部長の土屋先生をお招きして、明治グループの概要と医薬品の研究開発、明治ならではの強みとして、食品研究と医薬品研究の接点についてお話頂きました。「チョコレートでおいしく健康に」という内容は学生たちも興味津々でした。