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大学院生がファンクショナルフード学会で学生演題賞を受賞しました。

環境科学研究室の大学院1年生 茶谷桃花さんが順天堂大学で開催された第18回ファンクショナルフード学会において、「N-メチル-N-ニトロソ尿素(MNU)誘発白内障モデルにおけるプロファイン®の病態抑制効果」という口頭発表を行い、学生演題賞を受賞しました。本学会はグルコサミンをはじめとする様々な機能性食品素材について、医学、薬学、栄養学、獣医学及び農学研究に関する発表、情報の交換、啓発活動を行うことにより、学術の発展と健康増進に寄与することを目的に事業を行っています。今回の賞は若手研究者への奨励賞に値するものです。

白内障は水晶体が白濁した状態で,中途失明の原因の40%以上を占めるといわれています。環境科学研究室では食品由来物質の摂取により白内障の発症予防や進行抑制ができるのではないかと研究を進めています。本研究は茶谷さんの大学在学中からの継続研究であり、ヤヱガキ醗酵技研(株)と鳥取大学との共同研究です。

今回の受賞について、茶谷さんは「初めての学会参加で、このような賞を頂き大変嬉しく思います。一度は研究の道に進むか悩んだ時期もありましたが、今回の受賞は研究を続けていくうえで自身の励みになりました。これも先生方をはじめとした環境科学研究室のみなさん並びに共同研究者の先生方のご指導、ご協力のおかげです。深く感謝致します」と喜びを語りました。