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よくある質問

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Q栄養士と管理栄養士は、何が違いますか?

A

栄養士は「都道府県知事の免許を受けて、栄養の指導に従事する者」で、栄養士の養成課程で必要な単位を取ることで取得できる資格です。このため栄養士養成課程では、「食」関連業種で活躍する上で必要となる「食」と「栄養」に関わる基本的な知識の修得が必要となります。
管理栄養士は、「傷病者に対する療養のために必要な栄養の指導」や「個人の身体状況、栄養状態等に応じた高度の専門知識および技術を要する健康の保持増進のための栄養の指導」を行うための資格で、管理栄養士の養成課程で必要な単位を取り、国家試験受験資格を取得の上、国家試験に合格する必要があります。このため管理栄養士養成課程では、栄養士養成課程で学ぶ内容に加えて疾病の治療や予防に関する栄養管理等の保健医療に関連する専門知識の修得が必要となります。

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Q栄養士を取得した後で、管理栄養士の資格を取ることはできますか?

A

 栄養士資格取得に必要な単位を修得した卒業者は、全員栄養士資格を取得できます。栄養士資格を持つものは、管理栄養士養成課程に編入学して管理栄養士国家試験受験資格に必要となる単位をすべて修得するか、一定の実務経験を経ること(短大の場合は3年、大学の場合は1年)で管理栄養士の受験資格を得ることができます。その後、管理栄養士国家試験に合格することで管理栄養士資格取得となります。

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Q食物栄養学科と食創造科学科の違いについて教えてください。

A

全国の管理栄養士養成施設並びに栄養士養成施設の卒業後の進路を見てみると病院や保健所などで栄養管理や健康増進の仕事に就職する人以上に「食品」関連の業種に就職する人がかなり多いようです。
そこで、臨床現場や予防の現場で即戦力として活躍する管理栄養士を育成するために教育プログラムを強化したのが食物栄養学科です。管理栄養士を目指す意欲のある人を募集しています。
一方、食創造科学科は、「食」関連産業での活躍を目指す人のため、栄養士として食と健康に関する基本的な知識を身につけた上で、実際の「食」関連産業界で求められるスキルを学生時代から磨き、社会の第一線で活躍できる人材の育成のための教育プログラムを用意しています。「食」関連産業界での活躍を目指す人を募集しています。

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Q食べることや料理が大好きなんですが、食物栄養学科と食創造科学科のどちらが向いていますか?

A

食をとおして誰かの健康をサポートしたり、病気が悪化しないように栄養指導を行いたいのであれば食物栄養学科が向いています。これに対して食創造科学科は、「メーカーで新製品を企画したい」「レシピを開発したい」「宇宙食や災害食を考えたい」といった多様なかたちで食そのものをイノベーションしていきたい人に向いていると言えます。

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Q化学と生物が苦手なのですが、授業についていけるでしょうか?

A

1年次には、リメディアル教育をはじめ、化学の基礎から解説する授業を設けています。これらを通し理系科目が得意でなかった人もスムーズに専門科目に取り組めるようになっています。食べ物のことや食べてからの(身体の)ことを理解するためには、化学と生物の知識や考え方が基本となるので、入試のための勉強と考えずに、興味を持って取り組むと、苦手意識を減らすことが出来るかもしれません。

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Qいままで調理をほとんどしたことがありません。大丈夫でしょうか?

A

包丁の使い方など調理の基礎から、学校給食などの大量調理に必要な応用力まで、調理の経験が少ない人も段階的に修得できるように講義と実習が用意されています。しかし、日ごろから調理に慣れ親しむことが大切です。勉強ばかりではなく、たまには、気分転換に調理にチャレンジしてみてはどうでしょうか?

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Q理系科目が得意じゃないと受験できませんか?

A

食物栄養学科の入試では、化学または生物が必須選択科目としています。このどちらかの教科がある程度できるほうが有利になります。食創造科学科と食生活学科は、化学または生物以外での受験が可能です。

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Q解剖生物学実習があると聞きましたが、どのような実習ですか?苦手意識(抵抗感)があります。

A

「解剖生理学実習」とは、体の仕組みを構造から考える実習です。食物栄養学科では、人体模型や体の組織の顕微鏡標本などを使い、ヒトの構造を学び、各自の体の組成の測定などを通じて、理解を深めていきます。食創造科学科では、体の機能についての実験や、カエルの心臓や筋肉あるいは、ネズミの血液や消化管を使った機能についての実験を通じて、具体的に体の仕組みを学びます。食生活学科は食物栄養学科と食創造科学科の内容を組み合わせた内容になっています。いわゆる医学部のような人体を用いた解剖は行いません。

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Q実験実習で遅くなることはありますか?通学可能な範囲はどれくらいでしょうか?

A

管理栄養士・栄養士の資格取得に必要な実験実習が多くあります。これらの中には実習が午後6時頃までかかるものがあります。本学は阪神電車の駅へのアクセスがよく、西へも東へも便利です。西は姫路や淡路島、東は京都、滋賀から通学している人もいます。また、すべての曜日に遅くまで実習があるわけではなく、サークルやクラブ活動で充実した学生生活を送っている先輩もたくさんいます。

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Q学外での実習や研修はあるのでしょうか?

A

栄養士資格取得のためには、学内の講義や実習だけでなく、実際の現場での給食管理について学ぶ「臨地実習」があります(3学科共通)。また、管理栄養士資格取得のためには、傷病者の栄養管理や予防のための健康増進について現場で実践に結びつけて理解するために、病院、福祉施設、保健所などで一定期間の実習を行う「臨地実習Ⅱ・Ⅲ」があります。特に病院での栄養サポート(NST)に携わる専門職などをめざす人のために、卒業論文研究の一貫の演習としてさらに病院などの学外施設で実習を行うプログラムも用意されています。一方、「食」の専門家を目指すための食創造科学科では、1年次から企業見学があり3年次には実際に企業での業務を学ぶためのインターンシップがあります。

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Q資格をどこまで重ねて取得することができますか?

A

食物栄養学科では、資格に必要な科目を履修することで、栄養士、管理栄養士国家試験受験資格、食品衛生管理者(任用資格)、食品衛生監視員(任用資格)の資格が4年間で取得することができます。このほかに栄養教諭1種免許を取得することができますが、管理栄養士免許取得を最優先と考えているため、免許に関する単位取得の妨げにならないことが前提です。食創造科学科では、栄養士のほか食品衛生監視員や食品衛生管理者、HACCP管理者の資格を4年間で取得できます。食生活学科では、栄養士免許取得が最優先です。栄養士免許に関する専門分野の単位数が多いのですが、栄養教諭2種免許を2年間で取得するは可能です。

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Q管理栄養士の資格取得のための国家試験は難しいのでしょうか?

A

管理栄養士は、疾病の治療や予防に携わる資格ですので、そのために必要となる知識とそれを活用するスキルを修得している必要があります。これを確認するための試験が国家試験ですから、カリキュラムに沿ってしっかりと学修していくことでその力をつけていくことが大切です。本学科では、1年次から国家試験合格に向け、段階的に修得レベルを確認し、弱点を分析して、不足分を補いながら学修をすすめるためのサポート体制が整っています。本学のカリキュラムと国家試験サポートシステムに従い、学年ごとに確実に知識とスキルを修得していけば、無理なく国家試験合格レベルに到達できるはずです。

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Q食物栄養学科の管理栄養士国家試験の合格率はどうなっていますか?

A

最近5年の合格率を以下に示します。参考にしてください。

  • 第31回(平成29年3月)201人中198名合格 (98.5%) [全国平均54.6%]
  • 第32回(平成30年3月)217人中213名合格 (98.2%) [全国平均60.8%]
  • 第33回(平成31年3月)210人中207名合格 (98.6%) [全国平均60.4%]
  • 第34回(令和 2年3月)202人中197名合格 (97.5%) [全国平均61.9%]
  • 第35回(令和 3年3月)204人中202名合格 (99.0%) [全国平均64.2%]
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Q管理栄養士試験を受験しない学生はいますか。学生自身が受験しない選択はできますか。

A

管理栄養士国家試験は4年次の2月末から3月初の日曜日に実施されます。この国家試験を受験するかしないかは本人の意思で決めることになります。しかし、食物栄養学科では、入学するすべての学生が、社会の第一線で活躍する管理栄養士となることを目標としています。このため、カリキュラムもそれを前提にステップアップしていくように工夫しています。アドミッションポリシーを熟読していただき、管理栄養士になりたいという強い意思でのご入学を期待しています。

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Q栄養教諭とはどのような仕事ですか?

A

栄養教諭の活躍の場は小中学校などの義務教育諸学校です。献立の作成といった学校給食の管理と、食に関する指導の両方を行います。児童・生徒の食生活・栄養やアレルギーなどに対する個別的な指導のほか、給食の時間や学級活動・授業などの中で食事・栄養指導などを行っています。

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Q食創造科学科ではどんなことを勉強するのですか?

A

食の専門家として食産業界で活躍するために、まず食品や栄養に関する知識と技術を身につけます。また、食産業界を「知る」ために見学実習を行います。これらの基礎知識をしっかり身につけた上で、食品の機能性、安全性などの高度な専門科目を勉強した上で、インターンシップでより実践的な知識と技術を習得します。そして、卒業研究では企業や生産者との共同研究・開発、メニュー開発や商品企画などを行い、食産業界で幅広く活躍できる人材を育成します。

  • 食創造科学科

Q国内インターンシップではどんなことができますか?

A

国内インターンシップの受け入れ先として、食品関連企業、医薬品メーカー、商社、農業法人など幅広い食産業と契約していますので、食品の生産、製造、研究・開発、商品企画、流通、販売などの様々な職種を経験することができます。

  • 食創造科学科

Q企業との共同研究は何をするのですか?将来に役立ちますか?

A

新しい機能性食品の研究・開発をはじめとして、商品の企画・開発、メニュー開発などを食品関連企業、医薬品メーカー、飲食店、百貨店などと一緒に研究・開発を行います。食創造科学科には、LC/MS高速アミノ酸分析システムなど国内トップレベルの研究設備が揃っていますので、新しい機能性成分を探索し、新規機能性食品の開発を行うことができます。この学科で身につけた食に関する最新で、高度な知識と技術は、将来食産業界のリーダーとして活躍するために役立ちます。